輝けアグリ21
ていねいな仕事と高品質へのこだわり~豆まめクラブ~
埴生望さん 他 《大潟村》

「豆まめクラブ」。このユニークな名前のグループは、大潟村の若手農業者の埴生望さん(41)、大木隆さん(38)、龍田信治さん(37)により2000年に結成された。
1台の中古コンバインを共同購入することから始まった彼らの活動は、主に麦や豆の作業受託だが、機械の購入や自身の営む農業との兼ね合いなど、1人では大きいリスクも3人ならカバーし合えると語る。
彼らは無理な事業拡大をせず、徹底してていねいな仕事にこだわっている。それが高品質・高収量につながると考えるからだ。とはいえ忙しい時期は早朝から作業を始め、昼食も現場でとる日々が続く。それだけに依頼主に喜んでもらえた時は、やりがいと共に農業の面白さを実感できるという。
また、種子の知識や作業技術などではその道の先輩たちにいろいろなアドバイスを受けており、そうして周囲に育てられている分、自分たちの活動が地域貢献につながれば、とも語る。
昨年には補助事業を利用し2台目のコンバインを導入。現在は受託事業に加え「自分が食べたいと思う旨いものが作りたい」と、あくまでも収量より自分たちが納得できる品種にこだわった枝豆や酒米などの栽培を手がける。来年2月には、そのこだわりの酒米「美郷錦」から造った酒が完成する予定。期待が高まっている。
こまめにJAの営農指導部に通うなど情報収集を欠かさず、豆まめクラブはさらなる複合経営の可能性を探っている。
(大潟村)
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