輝けアグリ21
エリンギに情熱~無人ヘリ操り防除~
武石賢太郎さん 《湯沢市》
エリンギの生育状況を確認する武石さん
クセのない味と独特の食感で人気が高いエリンギの周年栽培と無人ヘリコプターのオペレーターとして地域農業のリーダー的役割を果たし活躍しているのが、湯沢市山田の武石賢太郎さん(52)。
高校卒業後就農した武石さんは、6年前からエリンギ栽培に取り組み、現在では、年間30万本の仕込みを行っている。また、無人ヘリ防除組織「エアーテック川原」を組織、代表を務め、オペレーター5人、無人ヘリ2機で延べ約711ヘクタールの散布を行っている。武石さんは、1994年に免許を取得。オペレーター暦13年のベテランだ。
武石さんが生産しているエリンギは、白を基調とした淡色系で「森の妖精」と名付けられ、主に関東方面へ出荷、好評を得ている。「エリンギは農薬を使わないため安心して食べられ、食物繊維などが豊富に含まれ健康面にも様々な効果があると言われているので、多くの消費者の皆様にエリンギ“森の妖精”を食して欲しい」と話す。
無人ヘリの防除作業は、昨年施行されたポジティブリスト制度により飛散防止対策が重要な課題となっているが、同組織では
(1)高度・速度・風速の遵守
(2)タンク・ホースの取付け位置と洗浄の徹底
(3)フレア・方向転換時の散布停止
(4)散布区域の作付け情報の確認
などを確実に遵守し作業に当っている。
「エリンギ栽培に無人へリのオペレーターと、夏が一年の中で一番忙しい時期になる」と武石さんは話す。
今後は「エリンギの1瓶当りの増収を目指し安定した収量を確保し、商品化率の向上を図りたい」を目標に情熱を注ぐ。
(こまち)
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