輝けアグリ21
ソラマメ栽培に情熱~収穫を1ヵ月延ばし成果~
伊藤鉄治さん 《琴丘町》
「栽培形態を確立したい」と話す伊藤さん
「ソラマメ栽培はやればやるほど奥が深いことがわかってくる。面白くてやめられない」と話すのは琴丘町昼寝道下の伊藤鉄治さん(54)。地域の特産品であるそら豆部会の部会長を務めている伊藤さんは、部会員全員が足並みをそろえられるような栽培形態を確立したいと情熱を傾ける。
ソラマメ栽培は3月上旬の雪解けとともに種まき作業に入り、育苗管理、そして4月上旬の定植。収穫は6月下旬から7月上旬で、作業のほとんどが稲作作業と競合しないため、労働力の分散が図れる作目として部会員も年々増加している。
ソラマメ栽培に取り組んだ当初は、市場相場が安定しているため、安心して栽培に取り組むことができたが、近年の農業情勢の不振で市場も不安定な状態が続いている。
そこで伊藤さんは、1週間しかないソラマメの収穫期間を、苗作りと定植時期を段階的にずらすことにより、収穫の期間を1カ月に延ばす方法を考案。これにより、作業の効率化と10アール当たり収量の増加が図られ、さらに収穫最盛期が延長されたことにより市場からも高い評価を受けている。
「部員全員の生産量の増加と、増収を目指したい」と、常に向上心を忘れない伊藤さんは「ソラマメはビールのつまみには最高。塩ゆではもちろん、焼いたりバター炒めでもいける。今年の収穫に期待してください」と消費拡大のPRも忘れない。
(秋田やまもと)
>>輝けアグリ21一覧ページへ
