輝けアグリ21
ハウス野菜に情熱~新しい作物挑戦
伊藤隆裕さん 《大仙市》
ハウス一面に広がる野菜の生育具合を確認する伊藤さん
大仙市協和上淀川地区の兼業農家・伊藤隆裕さん(27)は勤めていた建設会社を辞め、4年ほど前に本格的に農業を始めた。仲間や家族の行なっている農業に、初めは手伝い程度で関わっていたが、面白さに気づいた。作業の内容や栽培している品目の知識が分かるようになると、「こうしたらもっと上手く育てられるのでは」「こうした方が効率的ではないか」などと、自然と自分の気持ちが農業に向くようになったと話す。
現在は、家族で経営する灯油の配達業務とともに稲作5ha、サラダわさび菜や、県内でも珍しいミニトマトに似た形状の「初恋」という品種のトマトなど、ハウス野菜の栽培に年間を通して取り組んでいる。両親とともに農業を行なっていることから知識や技術も向上し、収穫された野菜も質が良いと市場やスーパーからも好評だ。
隆裕さんは「温度や水の管理、変化の多い中で行なう農業はやはり難しい。でも、何カ月も手間ひまかけて育てた米や野菜が収穫できた時は何ともいえない喜びを感じる。今後は、もっと知識を深め、品質の高い作物の安定供給と生産規模の拡大を図りながら色んな作物の栽培にも挑戦したい」と抱負を語る。現在は、一昨年の冬に取得した無人ヘリコプターのオペレーター資格を有効活用し、地区の農業振興にも貢献しようと励んでいる。
家族から「責任感が強く几帳面」と評される隆裕さん。家族のために、自分の夢のために思い描く農業の実現に向けて挑戦は続く。
(秋田おばこ)
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