輝けアグリ21

仲間と野菜作り活動~小・中学校に毎日供給~

高橋千恵子さん 《鳥海町》

im0410_1 「物を作る楽しさを伝えていきたい」と話す高橋さん

「農業は作物を作ることによって毎年課題が出ます」と話す、鳥海町貝沢の高橋千恵子さん(49)。その課題を仲間と会話しながら楽しく乗り切る。毎年、春には新鮮な気持ちで向かうことができる職業と言う。
昨年「かあさん野菜」というグループをつくり、10人で活動を始めた。このグループは「地元の安全で新鮮な野菜を子どもたちに食べてもらいたい」と設立。7月から12月まで鳥海町の小学校3校、中学校1校に10種類の野菜を毎日届けている。
自分の子どもたちは大きくなってしまったが、学校に行くことによって地域の子どもたちとの関わりや交流を持つことが楽しい。「これからは、給食時間に学校訪問させてもらい、子どもたちへ自分たちが栽培した地元野菜に関心を持ってもらえるようなふれあい活動もしてみたい」と話す。
高橋さんのもう一つのグループ活動、鳥海町生活研究グループ「ミルククラブ」は、仲間同士が、自分の思いを出し合い、今まで利用価値が少なかった物で加工品を考える、気のあった8人のグループ。その活動の中から生まれた「こまちだんご」や、米粉でつくるドーナツなどアイデア加工品を、今年7月にオープンした「道の駅ほっといん鳥海」で販売できたらと思っている。
挑戦ししたいことは山ほどあるが、農業を営む人間として、物をつくる楽しさを農家民宿のような形で伝えていくことが夢。大自然のある古里を持たない人たちが、自然の営みを満喫し、気軽にお互いの家を行き来できる、そんな親せき付きあいのような関係をつくりたい。高橋さんの農業の夢はまだまだ広がる。
(秋田しんせい)



>>輝けアグリ21一覧ページへ
ページトップへ