輝けアグリ21

低コスト省力化で規模拡大に意欲~山ウド共同作業で効率高める~

安孫子直樹さん 《能代市》

im0307_1  山ウドの株も順調に生育

能代市比八田十二ヶ村の安孫子直樹さん(32)は、祖父直七さん、父博さんに続く開拓三世として、能代市の東雲開拓地で水稲と山ウドの栽培に取り組んでいる。安孫子さんは高校を卒業後、農業についての専門的な知識を学ぶために進学。地元に戻ってからは、農機具メーカーに勤務しながら農作業を手伝い、7年前、本格的に就農した。


水稲の作付けは約10ヘクタール。コストダウンと省力化をめざす安孫子さんは、嫌気性微生物資材を使った微生物農法に取り組んでいる。ワラなどの未熟有機物と嫌気性微生物を同時に土にすき込むこの農法によって、作業の効率化と減化学肥料が達成されるとともに、土壌改良により丈夫な稲が育ち、減農薬にもつながっている。安孫子さんは「水稲に関してはまだオペレーター的存在で、土壌の性質など覚えなければいけないことがたくさんあるが、今後さらに省力化を進め、できる範囲で規模も拡大していきたい」と意欲的だ。


今年で5年目になる山ウド栽培は、二ツ井町の斎藤幸蔵さんと定植から掘り取りまでの作業を共同で行っている。パートナーであり、師匠でもある斎藤さんとの共同作業は、作業効率を高めるとともに、栽培技術の向上にもつながり、昨年の共進会では見事優秀賞に選ばれた。一緒に作業する斎藤さんも「今ではわが家の後継者のような感じで心強い存在。よく頑張るし本当に研究熱心だ」と太鼓判を押す。


今年、約2ヘクタールで株養成している山ウドは順調に生育。7月中旬からは倒伏防止と、芽の充実を図るための摘芯作業が始まり、忙しい日々が続く。
(JAあきた白神)



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