輝けアグリ21

体を動かす魅力~就農準備2年目に~

平川利徳さん 《上小阿仁村》

im0604_2 研修2年目を迎え、就農に向けた技術習得に励む平川さん

汚くて大変な仕事、というイメージしかなかったという農業を自分がやるようになるとは考えられなかった、と語る上小阿仁村小沢田の平川利徳さん(24)。後継者を目指し、村の農業研修施設で就農の準備を始め2年目を迎えたこの春、始めて自分が種を蒔き、育てている伏せこみアスパラガスが4、5センチに生育した。この苗は5月、自分のほ場に定植されることになっているため、平川さんは今、不安と期待を抱えながらの毎日だ。
就農へ気持ちが傾き始めたのが大学卒業後、村に戻り、水稲を中心に村の特産野菜であるズッキーニなどの栽培に取り組む専業農家の両親の農作業を手伝うようになってからだという。投手として活躍し、県大会の決勝戦まで勝ち進んだ高校時代の貴重な体験を通し、「体を動かし、汗を流す農業もいいかもしれない……」。そんな思いが大きくなっていったという。
研修施設での一年間は、ベイナスやズッキーニ、ホオズキなどの村特産の野菜栽培などを通し、農業の一から手ほどきを受けながら基本を学んだ一年間だった。今年は、今、自分が手掛ける伏せこみアスパラガスを育て、収穫することが当面の目標だが、農家としての経営感覚をしっかり身につけた農業に取り組みたいと、将来に向け意欲をのぞかせる。
水田の受託耕作を中心に経営規模の拡大を目指してきた両親もこうした利徳さんの思いを受けながら、精いっぱいの応援をしたいと考えている。
(あきた北央)



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