輝けアグリ21
作り初年 満足感~消費者に癒やしを提供~
鈴木真さん 《仁賀保町》
「営農初年に満足」という鈴木さん
仁賀保町東畑の鈴木真さん(28)は、「自分にはもっとやりたいことがある」と真剣に考えたのが2年前。会社を辞めて、自分の代まで受け継がれてきた「土地」を活かした仕事、農業で頑張ろうと決めたのは昨年だった。
就農1年目で、トルコギキョウ660平方メートル、小菊20アールに取り組んだ。
花を選んだ理由は、「花を贈られて悪い気がする人はいない。特に女性は本当にうれしそうな表情を見せてくれる」と、花そのものよりも花が人に与える癒やしを提供する手伝いができればと話す。
良いも悪いもわからない1年目だったが、手をかけた花が日ごとに大きくなり、きれいに咲きそろい出荷するまで、毎日この目で見ることができることがうれしかった。
不慣れなこともあり、出荷のための調製作業が朝の2時頃までかかったこともあったが、つらいと感じたことはなく、むしろ同じ花づくり仲間との交流で人間関係が広がり、いろいろな意味で収穫があった満足のいく営農初年だったと昨年をふりかえる。
現状規模で満足するものでなく、計画的に規模拡大するとともに、技術の向上を図り、早くみんなに認められるような花づくり農家になりたいと目を輝かす。
「花栽培の魅力を若い世代にアピールしてもっと仲間を増やすこと。そしてこの地域が花の一大産地として知られるくらいにしたい」と夢を語る。
花は心を豊かにしてくれると信じ、「花の良さを消費者にも伝えたい。たとえば月に一度花の日を設けるとか」と提案し、「明るい話題が少ない世の中、もっと生活に花を取り入れることで、人も地域も和むと思います」と語ってくれた。
(秋田しんせい)
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