輝けアグリ21
効率的な経営を~地域超え面積拡大~
高橋恒悦さん 《秋田市》
効率的な農業経営に意気込む高橋さん
秋田市の南部、河辺白熊沢地区は市内有数の工業地帯、七曲工業団地に隣接し、白熊川流域に囲まれた世帯数16戸ながら、農業従事者が10戸と農業依存率が高い地区。田んぼは粘土質、畑は黒ボク土と作物が育つには適した土壌環境となっている。
秋田市河辺の高橋恒悦さん(50)は「この地区は農業機械が普及する前から、農作業が進んでいない農家に機械を所有している農家が手伝ってきた経緯があり、自然の流れで作業委託が構成された地域」と話す。
昨年、認定農業者として申請し、新たな国の施策に対応できる農業経営の確立に向けて日々研さんを重ねている。
高橋さんは稲作5.5ヘクタール、大豆2ヘクタールを経営。市内大手の酒造会社との契約栽培による酒造好適米生産などで固定収入を確保、もち米「あきたこまち」はJAに販売委託して産地指定による流通をしている。「これからは農繁期における臨時雇用者を確保して、地区を越えた経営面積拡大を図りたい」と今後の展開を話す。
高橋さんは「集落営農を立ち上げれば一番いいのだが、色々な問題が生じてくる。農政の描く青写真のように事が進むと思えない。これからは米の単価には期待できないが、少しでも付加価値のある作物をつくり、効率かつ安定的な農業経営を目標に、取り組む」と意気込む。
豪雪の影響で雪割り作業も増えた。高橋さんはハウスの除雪や浸種などの育苗作業を始めた。
(新あきた)
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