輝けアグリ21

勇敢に新技術導入~トルコギキョウ栽培~

鈴木和幸さん 《横手市》

im0609_2 出荷前の管理を行う鈴木さん

トルコギキョウの管理に追われる鈴木和幸(としゆき)さん(27)。就農して5年目の収穫シーズンを迎えている。
横手市増田町の自宅近くの施設ハウス6棟で、トルコギキョウを1万8,000本、添え花として利用されるブプレウラム8,600本を栽培。8月から10月が出荷期で、お盆や彼岸の需要期を狙って定植や栽培管理を行っている。
育苗段階から生産に携わりたいところだが、設備投資や家業で水稲やさくらんぼ栽培を行っていることを考え、苗の定植からの栽培を行っている。
栽培上もっとも大変なのは出荷作業。一本一本に手をかけ、不要なつぼみや花を摘み取る出荷調整は手間のかかる作業で、家族の応援や作業員を雇用して作業する。
栽培は、積極的に様々な技術を導入し試みている。ブプレラウムを定植するのはトルコギキョウの連作障害を回避するため。また、定植後30日程度の期間に遮光資材を利用するシェード栽培技術は、草丈を伸ばして品質確保し、収穫期の調整を行う目的で導入した。しかし、今年の8月の暑さの影響で、計画よりも3日ほど早い収穫を強いられ、「先の天候を見極めることが重要。今年は5日長く遮光資材を利用すべきだった」と振り返り、反省を糧に、今後の技術向上を目指す。
トルコギキョウを始めたきっかけは、就農前に通った秋田県農業試験場(現秋田県農林水産技術センター農業試験場)で栽培を学び、花の美しさに魅せられたこと。「現在、納得の出来る仕上がりとなるものは5割。これからも様々な技術を学び、品質向上に努め、その割合をより高めていければ」と目を輝かせる。
(秋田ふるさと)



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