輝けアグリ21
品質向上へ腕磨く~メロン二期作にも挑戦~
奈良延浩さん 《小坂町》
「いつか販路を拡大したい」と意欲を語る奈良さん
小坂町荒川の奈良延浩さん(25)は、高校を卒業後、県農業試験場で野菜栽培の技術を学び、5年前に就農した。父母と祖母の4人で露地キュウリ、メロン、アスパラガス、水稲など複合経営に取り組み、現在はハウスに定植したホウレンソウ栽培と、稲刈り作業に追われている。
就農のきっかけは、祖母が一人で行っていた農業を手伝いたいと思ったことと、「大学に行って普通の会社に就職することに、あまり魅力を感じなかった。真剣に自分の将来を考えたとき、農業をやろうと思った」と話す。
生産調整のため、3年前に30アールの休耕田にキュウリを作付したが、苦労の連続だったという。「水はけが悪く、最初の2年はうどんこ病との戦いだった」が、土壌改良とともに、今年から品種を「夏のめぐみ」に変更したことで、収益をアップさせることが出来た。「前に比べて、葉が小さいので葉取り作業が省力化できる。病気に強いのも魅力」という。露地キュウリの栽培と並行して、メロンの二期作にも挑戦している。3月定植の初作は順調だが、7月以降の2作目の生育が悪く、上手くいかないのが悩みだとか。「まだ学ぶことが多く、面積拡大より品質向上の方が先。技術を磨き、課題を一つずつクリアしていきたい」と話す奈良さんは、地域農業の担い手として日々成長している。
(かづの)
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