輝けアグリ21
地域の担い手に~無農薬で野菜栽培~
伊藤智樹さん 《三種町》
地域の担い手として大きく注目されている伊藤さん
三種町山本地区の伊藤智樹さん(23)は、県が主催するフロンティア農業研修で2年間の直播水稲栽培の研修を終え就農。この4月で1年を迎えた。
就農者の高齢化や担い手不足が危ぶまれる中、数少ない新規就農者の伊藤さんは山本地区の将来を担う期待の星だ。
幼い頃から農業に親しんでいたため、自然と向き合えるこの仕事には魅力を感じていた。
水稲や大豆などを栽培するかたわら、町内の(有)志戸橋ファームで無人ヘリ防除のオペレーターも務める。冬期間はビニールハウス3棟、約446平方メートルで加工用ホウレンソウの栽培に励んでいる。加工用ホウレンソウは10月下旬に播種を行い、3月上旬頃から収穫が始まる。「消費者の皆さんに安全で安心な野菜を食べてもらいたいので、すべて無農薬で栽培している。学校給食で使用されるものは特に安全面で気をつかう」と話す。消費者の口に入るものだけに、手間を惜しまない。
技術面についても、「習得しなければならないことはまだまだたくさんあります。品質の良いものが作れるように、農業者仲間の先輩の話も参考にしながら今後取り組みたい」と意欲をみせる。
伊藤さんの住む山本地区の泉八日集落では、新しい担い手政策に対応するため、JA秋田やまもと管内でいち早く集落営農組織を立ち上げた。構成員36人の中の1人となった伊藤さんは「中軸として集落営農にも関わって行きたい」と話す。
農業への夢はますます膨らむ。
(秋田やまもと)
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