輝けアグリ21

多肉植物栽培に全力~生産規模拡大を目指す~

後藤裕幸さん 《羽後町》

im0405_2 無駄のない効率の良い生産体制を目指す後藤さん

羽後町高尾田字家の下の後藤裕幸さん(20)は秋田県立増田高校農業科学科を卒業と同時に上京。東京都中央卸売市場大田市場内の大手花市場フラワ―オ―クションジャパンに研修生として入社。一年ほど切花や鉢物などの荷さばき、伝票整理などの仕事に従事するかたわら、せり人の仕事や花生産地の特色などを自分の知識として習得した。
地元に帰り後藤さんは東京での研修を生かして、最近マニアが増えている多肉植物やサボテンの栽培を始めた。198平方メートルのハウスには大小さまざまな多肉植物やサボテンの鉢が親株を含め10000鉢近く整然と並んでいる。取引単価が比較的安定していること、また親株から増殖が可能であり、周年栽培にも適していることが栽培を始めた理由である。
苦労する点は多肉植物はその種類が多いために種類ごとに日々の温度管理や、潅水(かんすい)、施肥などの作業を行う必要があること、また需要期が春先から夏にかけてであり、冬場は需要が少ないことである。このことに関して後藤さんは、無駄のない効率のよい生産体制を整えたいと話している。
取材当日、父親の昌太郎さん(49)は、「自分で生産したものを自分がしっかり販売し、早期に自立できる栽培体系を確立してほしい」と若い後継者にエ―ルを送っている。
現在は親株の養成が主な仕事だが、ひそかな人気があるサボテンや多肉植物の生産規模拡大と広範囲な流通を目指して後藤さんは全力投球の毎日を過ごしている。
(うご)



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