輝けアグリ21

小さな元気食堂~ご飯使ったメニュー自慢~

川村栄子さん 他 《八峰町》

im0711_1 ご飯のメニューが自慢のふれあい食堂の川村会長(左端)

八峰町の八森観光市組合が毎週、土・日に開催する観光市。漁港の一角に
存在する魚市場の中に、JA女性部の有志が出店する「ふれあい食堂」がある。わずか2坪(6.6平方メートル)足らずの狭い空間。女性たちは朝から忙しく動きまわっている。
会長を務める川村栄子さんを含め、食堂のメンバーは8人。1996年に結成してすでに11年がたった。50~80代の会員が交代で店に立っている。
食堂を始めるきっかけとなったのは、米余りの状況下にあった米消費拡大運動。女性部員として何ができるのか模索しながら、たどり着いたのが、米に付加価値をつけて販売する方法だった。
開設は決まったものの、ほどなく販売許可の問題に直面した。旧JA八森町(現JA秋田やまもと八森支店)の支援を受け、障害をひとつひとつクリアしながら、ようやく前に進むことに。食堂のご飯を使ったメニューは、現役主婦のメンバー達にはお手のもの。それからは快調だった。
ふれあい食堂が1日に仕込む米の量は約30キロ。おにぎり、みそたんぽ、赤飯、混ぜご飯の材料になる。そのほかに、会員たちがそれぞれに持ち寄った漬け物やもち米、小豆などであふれる店頭。お客さんの要望にはひときわ敏感なのだ。中でも、炭火でじっくり焼き上げ秘伝のたれでツヤツヤに仕上げるみそたんぽは、店の名物で人気も高い。
会員は「楽しくてやめられない。食堂で働くのは生きがい」と一様に声を揃える。いずれは、お嫁さんにバトンタッチしたい気持ちを持っているのだという。「加工所を作って、色々なものを販売したい」と意気込む代表の川村さん。
ふれあい食堂はこれからハタハタの季節を迎え、ますます忙しくなる。
(秋田やまもと)



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