輝けアグリ21

幼なじみが腕磨く~野菜の有機栽培に意欲~

アーク農園 《大潟村》

im0407_1 収穫を待つトマトハウスの前で

野菜の有機栽培と販売を目指して今年3月に結成された「アーク農園(安井公宏代表)」は、メンバーのほとんどが稲作農家の後継者。「育苗後のハウスの有効活用と、親に頼らず自分たちの力で野菜を栽培し販売することで稲作と米の販売を見直してみたかった。」と結成のきっかけを語る。現在2アールのハウス3棟でカクテルトマトやスティックブロッコリーなどを栽培しているが、1年目ということで、温度・水管理や病害虫への対策などとまどうことは多い。しかし、メンバーが幼なじみということもあり、楽しみながら作業を続けているうち、徐々に栽培の面白さを感じられるようになったという。
現在は8人で活動しているが、野菜の一大産地としての可能性を踏まえ、今後は規模を拡大し、産直やグリーンツーリズム、契約栽培などにつなげていきたいと夢は広がる。そのためにはまず、品質の優れた野菜を作ることが一番の目標だという。
食の安全についての意識が高まる中、トレーサビリティ(生産・流通履歴を追跡する仕組み)はもちろんのこと、ただ作るだけの農業ではなく、おいしい食べ方などの情報を提供したり、有機栽培の苦労や農地を守っていくことの大変さを消費者にアピールすることで、消費者の理解を得、信頼関係を築いていきたいとも語る。
「活動を通じて消費者との距離を近づけ、農業についてもっと考えてもらえるような環境が築ければ」と、生育中の野菜を前に、希望をふくらませている。
(大潟村)



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