輝けアグリ21

新技術に意欲~歴史ある和梨産地で奮闘~

藤原勇気さん 《男鹿市》

im0505_21 水稲の苗に水をかける小笠原昌さん

北秋田市綴子字合地の小笠原昌さん(29歳)は、昨年から専業農家として水稲とヤマノイモ栽培の複合経営に取り組んでいる。水田耕作面積6.5ヘクタール、ヤマノイモ30アール、家族3人。それまでは兼業農家で、父親の稲作を1年に数回手伝う程度だった。
昨年1年農作業をやってみて気づいた点や、反省した点などたくさんあったという。「米作りやヤマノイモ作りの流れをつかめれば」と、具体的な目標をもたないままシーズンが始まったため、「言われたことをこなすだけだった」と話す。秋の収穫を機に、「これではいかん」と思い始め、さらに税金の申告の時には、経営状態の悪さを知り、今年は具体的な目標をはっきり見据えてスタートした。
「周りは法人化や、大型化の方向に進んでいて、私のような中規模農家や兼業農家はどんどん減る一方なので、そういった農家を支援するのも必要ではないか」「補助といったら、機械関係に集中していて、それも大型機械がほとんどで、価格が高くてとても手が出ない。それよりは、人手の支援がほしい」と話した。
「昔は、田植えや稲刈りになると、兄弟や親戚などで人手は足りていた。今は田植えや稲刈りのために、会社を休むことも難しく、首都圏からわざわざ呼び寄せるのも悪い。兼業農家をやめるか、専業農家になるかのどちらかと思う。そういう苦しい立場にいる兼業農家の人達にもスポットを当ててほしい」と話している。
稲作と今年から本格的にヤマノイモを取り入れた農業経営に取り組む昌さんは、目標達成に意欲を見せている。
(鷹巣町)



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