輝けアグリ21
無人ヘリ防除受託~法人化視野に担い手へ~
佐々木貞助さん 他 《秋田市》
無人ヘリ防除受託組織「太平スカイサービス」のメンバー
秋田県秋田市太平地区は霊峰太平山の麓に位置する純農村地帯。ここをホームグランドにするのが無人ヘリ防除受託組織「太平スカイサービス」だ。
「後々の地域農業のあり方を考え、この地区にも新たな取り組みが必要だと思っていた頃に、豊岩地区が先駆けて進めたラジコンヘリによる防除受託作業を見学したのをきっかけとして、早々この組織を立ち上げた」と話すのは代表を務める佐々木貞助さん(49)だ。
1996年に4人の構成員で設立。現在では地元太平地区を始め、雄和や飯島地区など延べ面積で450haの無人ヘリ防除を受託する組織となった。
全員が操縦資格を取得しており「事故を起こさないよう日頃の練習にも緊張感を持って取り組み、作業は安全と丁寧をモットーに行っている」と日焼けしたメンバーは話す。
委託農家の生産する米が全量一等米になるよう適期・確実防除に努めるため、研修会等への積極的な参加と防除組織間の情報交換や操縦技術習得には余念がない。
佐々木代表は「利用して下さる農家の皆さんに喜んでいただき、地域農業の受け皿のひとつになり得たことに喜びを感じる」と話し、昨年新たに一人のメンバーが加わり「安定経営に努め受託面積をさらに拡大して、近く新しいヘリを購入したい」と意気込む。
今後は今の組織を母体として、国が進める担い手重点施策に対応できるような法人化も視野に入れ、真の地域農業の担い手になるよう進めるものとしている。
(新あきた)
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