輝けアグリ21

父の遺志継ぎ農業~家族の協力で経営軌道に~

伊藤大輔さん 《大仙市》

im0509_2 農業の道をまっしぐらに進む伊藤さん

大仙市太田町駒場の伊藤大輔さん(25)は5年前、父親から「後を頼むな」と、これからの生活と農業経営を託された。がむしゃらに、そして無我夢中で農業と向き合ってきた大輔さんは現在、父が栽培してきた水稲2.4ヘクタールや麦1ヘクタール、大豆30アールを受け継いだ。地元の産業用無人ヘリコプターのオペレーターや大豆生産組合の一員として、地域と農業を支える担い手としても活躍している。
農業経営を軌道に乗せた大輔さんだが、父が亡くなった当時は、家族を自分が守らなければという責任と使命に対するプレッシャーが強くあったという。「最初の頃は、何とかしなければいけないと言う一念で農業に取組んでいました。しかし、“一緒に頑張ろう”といってくれた家族の協力もあって何とか頑張ってこれた。最近では、天候や管理状況によって生育の良し悪しが変化する農業の厳しさや面白さが分かるようになり、農業経営に半信半疑だった自分の気持ちにも自信が持てるようになった」と語った。
将来については「農業という父の大切な財産を守るとともに、栽培面積を拡大し、成功であっても失敗であっても、農業が自分に与えるものを受け止め、そこから生まれる経験を人生の糧にしていきたい」と話す。
祖母、母、妻の支え、そして7ヵ月になる息子の父としての責任をまっとうしようと農業の道をまっしぐらに突き進む大輔さん。その道の先には必ずや明るい光が差し込むはずだ。
(秋田おばこ)



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