輝けアグリ21

癒やしを提供~ガーデンカフェ経営~

佐々木利子さん 《にかほ市》

im0708_2 咲き誇る色とりどりの花を育てる佐々木さん

にかほ市金浦地区大竹に、癒しの空間を提供するカフェがある。春から雪が降るまでの間、色とりどりの花を楽しませてくれるのは佐々木利子さん(51)。経営するガーデンカフェ「タイム」で、約33アールの庭に、マロニエ、バラ、ハーブ、ジャスミンなど、約300種類の植物を栽培し、ガーデニング教室も手掛る。また、グリーン・ツーリズム実践者の1人だ。
庭には、花以外にも巨大な岩が数多く残され、花と共演して癒しの空間を生み出す。「岩は人によっては必要ないかもしれない。でも私にとっては鳥海山からの贈り物です」と考えている。
最初は、花・料理が好きな妹と私で、ガーデンカフェをやろうと約束していた。しかし、突然妹が病気で他界。いつ何が起こるか判らないことを学び、今を大切に生きよう、そして妹の分も生きようとガーデンカフェの製作を始めた。
佐々木さんが作成した「大竹散策マップ」も人気の1つ。ガーデンカフェ周辺の史跡、自然などを紹介し、来客者を楽しませる。地域外からの散策が増えたことで、住民が美化に努めるなど地域の絆を深めることにも結びついた。
客から「癒やされた。来て良かった。また来るね。」と声を掛けてくれるのが最大の喜び。いつも花とお客様から元気を貰っていると語る佐々木さん。今後は「この庭が、花好きの人達の交流の場になれば嬉しい。90歳を過ぎても、庭を続けられるように頑張りたい」と意気込む。命の大切さが生み出した庭が、今後も多くの来客者の心を癒していく。
(秋田しんせい)



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