輝けアグリ21

研修終え営農実践~父と別に借地で野菜作り~

高橋勇也さん 《上小阿仁村》

im0503_1 村の特産ズッキーニなどの取り組みを前に研修に励む勇也さん

雪にすっぽり隠れてしまいそうなハウスが10棟余り並ぶ一角で、寒じめホウレンソウの出荷作業に励む上小阿仁村沖田面の高橋勇也さん(23)。父との会話の端々から、春から取り組む野菜栽培への思いが伝わってくる。
勇也さんは、この3月で村の野外生産試作センターでの2年間の研修期間を終える。ここでは、20~30代の村の農業後継者5人と共に、村特産品であるズッキーニやベイナス、ホオズキなどのほかにホウレンソウやミニハクサイなど様々な野菜の栽培について研修してきた。
村から声を掛けられたことがここでの研修に入るきっかけとなったが、この間、農業に対する気持ちが「とりあえず、将来に向けてやってみよう!」という形に自分の中で変化していったという。
農業へ転職し、今では地域の数少ない野菜専業農業を営む父親を間近に見ながら、ほとんど農業を意識することはなかった、と語る長男の勇也さん。
とりわけ、野菜づくりのリスクを十分感じていながらも、経営面では父親と区切りをつけたいと、80アールの農地を借り受け、ズッキーニとネギのハウス栽培が農業一年目の挑戦となる。
「農業はプラスになるようにできていると思う」と、さりげなく語る姿にはっとする程、新鮮を感じる。どっしりと地域に根を張る農業人を目指した力強い第一歩をまもなく踏み出そうとしている。
(あきた北央)



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