輝けアグリ21

稲作園芸複合へ~菌床シイ冬に挑戦~

佐々木義文さん 《大仙市》

im0802_1 菌床シイタケの導入を持ち望む佐々木さん

奥羽山脈の伏流水、豊かな土壌にも恵まれ、1年を通して豊かな農産物にあふれる農業産地、大仙市太田町。
その中で、佐々木義文さん(59)は園芸作目の生産に力を注いでいる。1990年、行政が奨励したエダマメ栽培に取り組んだことをはじめに、山ウド、ソラマメ、ミツバ、アスパラガスと様々な園芸栽培に挑戦。現在は、妻と水稲、エダマメ、ソラマメ、促成アスパラガスでの周年栽培に取り組み、稲作・園芸の複合化で経営の安定を図っている。
降り積もる雪と厳しい寒さの続く1月、作業の中心は今年で5年目となる「促成アスパラガス」の収穫だ。一定の温度に保たれたハウスには、アスパラガスが元気に背を伸ばし、1日2回の収穫と選別作業に忙しい日々が続く。品質も良く、糖度たっぷりのアスパラガスは絶品だ。
そんな中、60歳を目前に佐々木さんは、新たな冬の園芸作物・菌床シイタケに挑戦した。ハウスはパイプ棚が整然と設置され、菌床を待つばかりとなっている。佐々木さんは「菌床シイタケは以前から取組みたかった品目。今年は6000個の菌床を導入する予定で、今後は冬場の促成アスパラガスと並ぶ収入源としたい」と期待を寄せる。
他産地との競争や原油高に伴う資材の高騰など厳しい情勢が続く農業。佐々木さんは「厳しいのはどこも同じ。だから挑戦心をなくさないようにして、大好きな農業とともにこれからの人生を送っていきたい」と話した。
(秋田おばこ)



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