輝けアグリ21
米と野菜に全力~営農組合で技術を磨く~
戸嶋英樹さん 《北秋田市》
育苗ハウスでパレットに土をかける戸嶋さん
農業後継者として6年目となる北秋田市坊沢の戸嶋英樹さん(32)は、両親とともに水稲5.5ヘクタール、畑作1ヘクタールを経営している。暖冬のおかげで雪も少なく、ハウス倒壊の心配はなかったものの、春作業に向けての手入れは怠らないようにと今、準備を着々と進めている。
就農前は、秋田市で会社勤めと自動車の整備士としての経歴をもつ戸嶋さんだが、「農業をしたい」とのことで両親に弟子入り。物作りは得意とみて几帳面に育てられた野菜は上出来。米ナス、ヤマノイモを栽培。昨年までは原木シイタケとキュウリも生産していたが、手が回らず今は休止中。いずれは畑作を中心とした複合作物経営を目指している。
戦後農業の大転換期とも言われている品目横断的経営安定対策だが、戸嶋さんが住む坊沢集落でも幾度となく会合を重ね、ようやく農事組合法人「坊沢営農組合」を立ち上げた。戸嶋さんは、その一員として作業に従事し、意欲的に取り組んでいる。
現在、水稲苗の播種作業の真っ最中で、父親以外の熟練された人達の経験を取り入れようと毎日が刺激的。「経費がどれくらい削減できるのか、それによってどのくらいの収益があげられのか。など自分なりにさまざまなことを考え関わっていきたい」と話す。
畑作栽培では、主に米ナスを担当し、毎年反省することが多いが、友人も隣の集落で専業農家として頑張っていて、よき相談相手もいるので助かっている。地場産野菜の消費拡大をどうしたら伸ばすことができるか、友人達とネットワークをはり情報と戦略を共有化していきたいと話す。
2年前に結婚し、もうすぐ一歳になる娘が待っているので、仕事が終わって家に帰るのがとても楽しみだとか。
(鷹巣)
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