輝けアグリ21
素朴な母の味を届けたい
佐々木光子さん 《昭和町》

昭和町仁山の佐々木光子さん(60)は、野菜の直売グループJA緑の市や町の生活研究グループで活躍する中、一昨年地域の仲間とともに漬物加工グループの「ゆたか菜グループ」を結成した。きっかけは、使われずに残っていた地区の公民館の利用方が無いかと声をかけられた事。自分達でできることをしようと5人のメンバーが集ってグループを結成、出資金で公民館を漬物加工所にした。
昭和町のブルーメッセあきた(道の駅)の直売所に漬物を出していたところ、昨年市内のスーパー(マックスバリュー)関係者の目にとまり、市場が広がった。「店に出す前に検査がありましたが、自分達の漬物には自信がありました」大根のビール漬け・酢漬け・なた漬けや自家製の味噌を使った味噌漬、季節の野菜の漬物など原材料は自家製や国産の物のみで、添加物は一切使用していない。パッケージも簡単なもので「素朴なお母さんの味」として人気を呼んでいる。
出荷体制は5人交代で対応、ある漬物樽をフルに使い、1ヵ月先を読んで野菜を漬けていく。「売上金は、まだ施設の代金に当てるのがほとんどですが、少しでも5人平等に日当を出す事にしました」。まだまだ始まったばかりだと会長である佐々木さんは微笑む。
パソコンを独学で学び、家族に助言を仰ぎながらも収支計算やパッケージのプリント、会議の資料などは佐々木さんが自分で作成する。他のグループの活動、家事、趣味を両立し、自分では「欲張りなのだ」と笑顔で語る。
「仲間がいてこそこのようなことができる。本当に感謝している。目標をグループみんなで海外旅行へ行く事に決めた。大きい目標があるほど楽しく毎日の仕事ができる。」
これからも現状を維持し、多くの人に安心・安全な「母の味」を届けたいと力強く語った。
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