輝けアグリ21

自動植菌機を導入~原木シイタケ安定出荷~

山崎敦行さん  《大森町》

im0404_1 植菌作業に追い込みをかける山崎さん

原木しいたけ栽培をはじめて十九年になる山崎敦行さん(42)。水稲300アールと平行し、周年栽培を行っている。もっとも忙しいのは原木に菌を植え込む植菌作業で、1月から始まり、この時期終盤を向える。
原木にドリルで穴を開け、おが菌を植え込み、乾燥を防ぐためろうを塗る。この一連の作業を原木10,000本行うには大きな時間と労力を費やす。しかし、今シーズンからは県内で先駆けて自動植菌機を、グループで導入した。
原木をセットすれば植菌の一連の作業をすべておこなうこの機械は、手作業の3倍は効率が上がる。
しかしながら、機械の導入を決めたのは作業軽減が直接の目的ではなかった。植菌作業がある時期は、発生作業や収穫・出荷作業まで手が回らなくなることも多く、安定した量を出荷できないことがこれまでの課題だった。
そこで植菌作業の軽減を図り、発生作業の時間を確保し、安定した量を市場へ出荷するために導入に踏み切った。
植菌作業には、グループの生産者が当番制で作業に当たり、非番の生産者は発生作業など他の仕事に専念できる体制をとっている。
おかげで今年の植菌作業期には、安定出荷が実現できた。今後は、自動植菌機を2台増機し、他の生産者にも利用してもらう考えだ。
「栽培をはじめたきっかけは同じ大森町内に先輩がいたこと。これからは、若い人にも興味を持ってもらい、栽培の楽しさ、農の魅力を知ってもらいたい」と語る。
(JA秋田ふるさと)



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