輝けアグリ21
花作り 楽しさ実感~「一番の悩み連作障害」~
本間由香子さん 《比内町》
「完売するとうれしい」という本間さん
まだ寒く、田んぼは一面の銀世界。そんな中でも、比内町五日市の本間由香子さん(32)のハウスでは今も色とりどりの花が咲き誇っている。
夫の大作さんと共に、ハウス1,914平方メートルで切り花を中心に栽培。結婚する以前は、農業をしたことのなかった本間さん。「花だからよかった。野菜だったらわからない」と話すものの直売所へは自分の名前で出荷。今では野菜作りにも励んでいる。
花はデルフィニウムとトルコギキョウを中心に栽培。今冬は、低温でも花を咲かせられるとキンギョソウにも初めて挑戦した。その成果は「いまいちだけど、予想の範囲」と今年の反省から来年はもっと咲かせたい期待する。「自分がやりたいと思うものを栽培するのが一番」と話す本間さん。栽培する品種は、部会が決めその中から選択するが、やりたい花があったと今年は種からの栽培にも挑戦している。
今一番の悩みは、10年近く栽培していることによる連作障害。ここ数年は夏場になると花が枯れてしまうことに頭を抱える。「土を消毒すればいいのだろうけど、農薬はできれば使いたくない」と花を変えたりして栽培している。
直売所へは比内町と大館市の2カ所へ出荷。「市場へ出せない花も直売所なら売れる。捨てる花が減ったのが大きい」と話す。
「花はもちろん、あまり作っていない野菜の方が売れる気がする」と様々な野菜に挑戦する。「翌日行って、完売していると本当に嬉しい。農業を楽しいと実感できる」と話す。一年中花咲くハウスで、意欲の花も咲かせている。
(あきた北)
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