輝けアグリ21
花壇苗を周年栽培~脱サラ10年で規模も拡大~
佐藤利彦さん 《秋田市》
土づくりからこだわった花壇苗を栽培する佐藤さん
1月に市町村合併が行われた秋田市河辺岩見地区で花壇苗をメーンに、花き栽培を行う佐藤利彦さん(49)。1995年に脱サラし、2棟のハウスから農業をスタートした。
きっかけは、サラリーマン時代に知人の花き栽培の手伝いをしていたこと。知人から栽培のポイントについて学んでいたため、比較的スムーズに取り組むことができたという。現在、ハウス13棟約3050平方メートルまで栽培規模を拡大し、「はじめはこんなに規模を拡大するとは思わなかった」と振り返る。
栽培品目は、パンジー、ビオラ、ベゴニア、マリーゴールドなど約20品種。市場や顧客のニーズを読み取りながら、的確に対応することを心掛け、周年栽培を行っている。「冬の間は自宅の風除室で、花を楽しむ人が増えてきている。コンパクトなものに人気があるようだ。」とその動向を分析する。
佐藤さんの住む地区は、秋田市内の都市部に比べると、気温が若干低いことで、夏の暑さを嫌う品目の対策や早咲きを抑えることができる。水は地下水を利用しており、恵まれた環境で栽培に取り組んでいる。
また、「土」にこだわっており、完熟堆肥(たいひ)を使った土作りを実践。品目によっては、適する土の成分が異なるため、今までの経験を活かし、研究には余念がない。
「花壇苗はやるだけ難しさを感じる」と、栽培の奥深さを話す佐藤さん。「これからは、さらに環境に適した品種の栽培を目指し、頑張っていきたい」と意気込んでいる。
(新あきた)
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