輝けアグリ21

酪農経営へ夢広がる~牧場の3代目後継者に~

畠山伸吾さん 《北秋田市》

im0510_2 酪農経営への夢を語る伸吾さん

北海道での牧場実習後、両親が経営する畠山牧場で、「ホルスタイン」「ブラウンスイス」のこだわり牛約90頭から、年間540トンの牛乳生産に励む北秋田市米内沢の畠山伸吾さん(27)。酪農を始めて5年目の今年は伸吾さんにとって、新たな出発の年となった。
9月に、秋田市で開かれた第90回秋田県畜産共進会に出陳したホルスタイン3頭のうちの1頭が最高位、農林水産大臣賞を獲得。11月に栃木県で開かれる全日本共進会に出場することになった。父親の、慎咲さんは自分がこれまで品種改良や飼養技術向上に務めながら、手塩にかけて育ててきた牛が受賞したことをひとつの区切りに、3代目後継者の伸吾さんをバックアップする側に回りたいと語る。伸吾さんは昨年、全国青年農業者会議の意見発表に出場した。酪農経営にかける思いに触れ、先代から脈々と受け継いできた酪農への思いを、伸吾さんが受け取ってくれたことが後押しになったという。
両親の意志を受け継ぎ、将来を見据えて、培った技術に一層の磨きをかけながら、酪農の現場を消費者や地域の人たちにもっと身近に感じてもらえればと、牧場のくらしや牛たちの様子について日々情報発信に努めている。「チーズやアイスクリーム作りなど、食とのかかわりを通して、酪農の面白さや奥深さも伝えていきたい」と伸吾さんの夢は拡がる。
(あきた北央)



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