輝けアグリ21

集落営農を担う~水稲柱にエダマメ~

佐々木保さん 《潟上市》

im0707_11 コンバインの整備をする佐々木さん

故郷に戻り就農して3年目の潟上市飯田川妹川の佐々木保さん(34)。小さな時から父・俊則さんの農業を見てきたという保さんは、3年前まで県外でサラリーマンをしていた。
帰郷して3年目となる今年、佐々木さんの父が組合長となり集落営農組織「ファームQ営農組合」を設立。構成員は31人。水田面積47.4ヘクタール、大豆 27ヘクタール、枝豆1ヘクタールを作付けしている。稲作は、各組合員が個々の圃場(ほじょう)で作業をするが、大豆の管理は、集団組織の数名で作業する。その中核を担う保さんは「作業は大変だが、収穫の喜びは大きい。地域のみんなでそれを分かち合いたい」と話す。
また、基盤整備田1ヘクタールの中に、今年から8種類の枝豆を作付けしている。品種ごとに区別された枝豆は、7月下旬から9月いっぱい収穫される。収穫期は早朝の作業が多く、稲作・大豆との兼務は難儀だ。
3年間、農業を続けて、課題や目標がいろいろあるが、「月並みな答えになるが、毎年、天候や状況がまるっきり違う農作物の相手をしていて反省ばかり。集落営農になり、周りの人たちを見て勉強できる環境がある」と話す。
集落営農組織ができたとはいえ、やはり気にしているのは後継者不足だ。農業を取り巻く風は厳しいものがあるが、「農業」という就職先をこれからは確実に確保しなければならない。そのためには、若い人が入りやすい環境を作る必要がある。「無人ヘリの取得計画や周年栽培作物もやってみたい。年間300日間従事を目標に農業に続けている」と保さん。農業は厳しさの中にも楽しさがあることから、きついというイメージを払拭したいと言う。
まだまだ始まったばかりという佐々木さんだが、地域農業に懸ける思いは大きい。
(あきた湖東)



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