輝けアグリ21

面積確保へ奮闘~農家回り参加促す~

石田良治さん 《藤里町》

im0709_2 中通アグリ白神を引っ張る石田さん(前列中央)

2007年2月18日、JAあきた白神管内初となる集落営農組織が誕生した。藤里町寺屋布地区の有志11人で結成した中通アグリ白神。作付面積は水稲約18.3ヘクタール、キャベツとネギが約2.7ヘクタール。
06年11月から設立までに9回の話し合いを重ねた。話し合いの中で問題となったのが耕作面積不足。田畑合わせて20ヘクタール以上の農地面積を所有しなければならないという集落営農組織の条件を満たすことがなかなかできず、代表の石田良治さん(51)は「周囲の農家に新たな政策を説明して回り、理解を深めてもらい集落営農の参加を促した」と当時を振り返る。
石田さんは「設立して間もないので手探り状態。これから収穫期を迎え経理の面でも忙しくなってくる。これから課題がどんどん見つかってくると思う」と一つ一つ確実に課題をクリアしていかなければならないと考えている。
組合員全員が兼業農家であるため「みんな仕事をもっているので、難しいこともあるけれど、これからは政策に合わせて作付面積の拡大を図っていきたい」と石田さんは抱負を語る。
集落営農を営む上でネックとなることの1つでもある農業機械。現在は組合員個々が持っている農業機械を利用し、自分の家の田畑は自分でやることを基本に、受託している田畑を共同作業で行っている。石田さんは「農業機械は1戸で購入するより、集落で購入すると1人当たりのコストダウンが図れる。これから機械の更新を迎える組合員もいるので検討したい」と共同購入が集落営農の強みであると話す。
「良い方向に進めばいいが、集落営農に対して不安もある。努力あるのみ」と力強く話す石田さん。信頼も厚く、若くて真面目で有能な人材としてリーダーに選出された石田さんに組合員は「うまくまとめて、みんなを引っぱっていってほしい」と期待する。
JAあきた白神管内初の集落営農組織として、何がなんでも成功させようと中通アグリ白神の組合員は意気込んでいる。
(あきた白神)



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