輝けアグリ21
食感と風味大切に~声域順調三関セリ~
千葉八十二さん 《湯沢市》
三関セリをきれいに洗い荷造りする千葉さん
秋田県の名物「きりたんぽ鍋」の美味しい季節を目前に、必需品となるのが鍋に風味を与える「セリ」。そのセリの収穫が10月上旬から始まった。湯沢市三関地区の千葉八十二(やそじ)さん(53歳)の作業場では、収穫したばかりの三関セリをきれいに洗い、出荷の荷造りをしていた。
千葉さんは、水稲を3.2ヘクタール、さくらんぼを30アール、三関セリを露地栽培で10アール、ハウス栽培で10aの栽培に取り組んでいる。
この同地区はきれいな水に肥沃な土壌と風土に恵まれ、「三関セリ」は、
①茎が青々として太い
②根が白く、太く、長い
③シャリシャリとした食感と風味がよく食べやすい
のが特徴だ。同地区でも冬の料理に欠かせない一品となる。
今年は気候にも恵まれ、順調に生育。現在は、露地栽培の三関セリの収穫作業とハウス栽培の管理をしているところ。最盛期は12月と1月。今後、三関セリは更に大きさ・品質・食感共に充実させていき、また千葉さんら生産者は収穫作業などで忙しくなる。栽培では、毎日、三関セリを観察し、病気や害虫がつかないよう、広がらないように管理を徹底しながら栽培しているそうだ。
千葉さんは「セリは葉・茎・根全て食べられる野菜で、特に根元の天ぷらは絶品。三関セリは、程よい風味とクセのない味でとても美味しいので消費者の皆様も、私たちが作った安全で安心な美味しい三関セリを多くの人に食べてほしい」と話す。
「三関地区は、水稲やさくらんぼ、セリやりんごなど年中通して農業に携われるのが、当地区の農業の魅力の一つ。今後は、セリ栽培の技術向上と機械化による収穫作業の省力化を図りたい」と話してくれた千葉さんは、地域農業を担う一人である。
(こまち)
>>輝けアグリ21一覧ページへ
