輝けアグリ21
高品質米生産担う~「地域に貢献」合言葉に~
桜庭文行さん 他 《二ツ井町》
(有)「米道ふたつい」のメンバー
二ツ井町の(有)「米道(まいど)ふたつい」は、今年2月に町内の認定農業者、桜庭文行さん(50)、畑山悦雄さん(44)、桜田善仁さん(40)の3人が農作業の代行、請負を主目的に設立。会社名の「米道」には「この道で飯を食っていきたい」という3人の思いが込められている。
「米道ふたつい」は、5月から総事業費約6800万円で同町梅内字白岩悪戸山根地内にミニライスセンターを建設、この秋から稼動している。
センターは、鉄骨造り2階建て延床面積は441平方メートル。乾燥調製プラントとして、良食味米に仕上げる遠赤外線型乾燥機5基を持ち、総処理量は40ヘクタール、玄米で271トンを目標とし、初年度の今年は約32ヘクタールを見込んでいる。
同町は循環保全型農業を推進、有機農業を誘導しており、同センターはこの奨励策に乗った町内農業法人初の施設として期待される。2005年度は、メンバーをはじめ、ライスセンター利用分の米について全量、減化学肥料栽培に取り組む計画を持っている。
桜庭代表取締役は「この施設で生産コスト縮減と高品質米を生産、町の循環保全型農業の一翼を担いながら誇りを持って“二ツ井の米づくり”を進め、地域に愛され地域に貢献する法人をめざしたい」と意気込む。
農業者の高齢化や後継者不足が深刻化し、地域農業を守り育てる担い手が求められるなか、(有)「米道ふたつい」とミニライスセンターは、地域農業の先導的役目を担うとともに、新たな可能性の開拓につながるものと期待される。
(JAあきた白神)
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