輝けアグリ21
ENJOY農業を目指して
武石浩文さん 《大潟村》
花き出荷の周年化に意気込む武石さん
「きっかけは、両親が楽しそうに営農しているのを見て、自分も学生時代や実践研修期間で得た知識を生かすため、やってみようと思った。」と就農のきっかけを話すのは、武石浩文さん(26)。2005年4月に23歳で就農、現在、父母と雇用1人、浩文さんの4人で、水稲13ヘクタール、大豆4・8ヘクタール、切花4000平方メートルの複合経営に取り組んでいる。
現在、水稲13ヘクタールのうちJAS有機米4ヘクタールに取り組む。「無農薬栽培は、除草作業が非常に大変な作物だが、その分、収穫の喜びは格別」と武石さん。花卉栽培は、3月にチューリップ、9、10月にはユリを栽培している。ユリは、昨年の種苗交換会で入賞を果たすことができた。ヒマワリにも挑戦中で、5月から8月までの収穫作物として本格的に取り組み、「将来的には、1年間を通して切花を出荷できる体制にしたい」と意欲を語る。
花は、人の心を豊かにしてくれる不思議な力がある。食べ物と違い、花は人が生きてゆくためには絶対必要なものではまいが、身の回りに花があると気持ちにゆとりができ、豊かな気持ちにさせてくれる。「その花が豪華な花でなくても、一輪の野の花であったとしても、それだけで、人の気持ちを和ませ変えてくれる魅力がある」と武石さん。多くの人に花の魅力を伝え、心のこもった花を作り続けることを信念として持ち続けたと話していた。
武石さんの家では、お互いが責任ある経営の参画を通じて心と時間にゆとりをもち、明るい家庭を築くことを目的に営農、生活面含めいろいろ話し合い、家族経営協定書を作成。毎年、見直しをして経営改善に努めている。「全体的な経営規模拡大と花卉栽培を充実させ、足腰の強い健全な経営を確立させたい」と今後の農業経営への意気込みを語った。
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