農家とJAの仕事
はじめに
米は日本人の主食です。日本の農業の中心になる作物です。米づくり(稲作)は、農家とJAが協力して取り組んでいます。
米は稲(いね)の実。田植えをする稲の苗とは、芽が出て12cmぐらいにのびた小さな稲。育苗(いくびょう)とは苗を育てること。現在では、たくさんの農家が田植え用の苗を、JAの育苗センターで、まとめて作ることが多くなりました。
農家でつかう機械(きかい)や肥料(ひりょう)、農薬(のうやく)はJAでまとめて注文し、それを農家にとどけます。JAはまた、作り方(栽培)について、農家の相談にのっています。かりとった稲の実〔カラがついていて、籾(もみ)とか籾米(もみごめ)という〕は、カントリーエレベーターというおおきな建物で、乾燥(かんそう)・貯蔵(ちょぞう)し、お米に加工して、出荷(しゅっか)しています。
稲作農家の仕事
田の土づくり・苗づくり
田植え・水の管理(かんり)
肥料・農薬まき
稲刈り〔しゅうかく〕
JAへ運び入れ
お米の代金が、ちょ金口座へ
JAの活動
共同で育苗
つくり方の勉強会
肥料・農薬などの共同買い入れ
農業機械の整備(せいび)・販売(はんばい)
カントリーエレベーターでの乾燥・貯蔵
共同で出荷・販売