【あきた北】安定多収栽培を推進2019年12月20日

 JAあきた北は12月20日、今後の安定多収栽培を目指し、令和元年度水稲早生品種『ちほみのり』実績検討会並びに栽培講習会を大館市で開いた。
 令和元年産の生育状況を見ると、基本的に高温で推移し降水量は少なく、日照時間は全体的に多く天気に恵まれた。草丈は前年と比べると短めで、最高分げつ期は前年と茎数がほぼ同じだが、9月1日時点穂数は前年より100本ほど多くなっていた。
 葉齢は前年と変わらず推移。葉色は幼穂形成期から減数分裂期にかけて淡くなっている。『ちほみのり』は同JAで栽培を始めてから今年で3年目。初年度は生産者1名に栽培してもらい集荷量で約6.7㌧、今年は約258㌧あった。展示圃4か所で調査した結果、窒素成分で12㌔を超えると、やや倒伏傾向があったが、稈長はあきたこまちより15㎝程短く、収量は10㌃あたり平均で700㌔をこえていた。
 北秋田地域振興局の普及担当者がこれからの栽培として、「多収のためには、穂数の確保が重要な品種。また、流し込み追肥の試験を行い省力化がみられたが、水の量により、追肥ムラが懸念されるなど、課題が残る」と話した。
 同JAの成田伸一常務は今年の生育状況を振り返り「干ばつの影響が大きかった年。ここ数年異常気象が続き、これからは気象の変化に対応した営農をしていかなければならない。現在、集荷が全て終わり1月には契約数量、および単価まで取り決め契約する予定で今のところ昨年を下回らないと思われる。令和2年は『ちほみのり』を100㌶まで伸ばしたい」と話した。

 

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