ちびっこ広場

農作業カレンダー

はじめに

 どうやってお米ができて、私たちのもとに届くの?
 種まきからおうちに届くまでの農家・JAの活動をご紹介します。

農作業カレンダー

 お米は1年をかけてじっくり育てられます。まずはどうやってお米ができるのかを知ろう。

3月

    • 塩水に種もみを入れて、しずむのがよい種もみ。
      ずっしり実のつまった重い種もみをえらぶ塩水選えんすいせん
    • 水をたっぷりすわせて発芽はつがのウォーミングアップ。

4月

    • 育苗箱いくびょうばこに種をまく。
    • 根やくきの丈夫な、ずんぐり型の苗を育てる。ひょろひょろ苗はだめ。
    • 田んぼにたい肥や肥料をあたえ、よくたがやし、酸素さんそもたっぷりすわせてバランスのよい土をつくる。=田おこし
    • 田に水を引き、水の深さや水はけにムラが出ないように表面をならす。=しろかき

5月

    • 田植えをする。
    • 田植えの後すぐは、かよわい苗を風やさむさから守るため水をふかめに。
      9月上旬まで、こまめに水管理。

6月

    • 田の土をほぐし、雑草ざっそうをとる。
    • 水管理の効果を高められるよう、苗の間にみぞをつける。溝切りみぞきり

7~8月

    • 苗の根をいためるためガスをぬき、酸素をとりいれるため1週間くらい田の土をかわかす。=中干し
    • 稲穂いなほを育てるための肥料をあたえる。
    • 病害虫びょうがいちゅうを防ぐための農薬のうやくをまく。

9~10月

    • 田の水をぬく。
    • 稲の実りを見きわめ、計画的にかり取る。
    • もみを乾燥かんそうさせ、もみがらを落として玄米げんまいにする。=もみすり
    • 玄米を袋につめ、保かんする。
    • 販売店はんばいてんなどをつうじ、お米が消費者しょうひしゃの手に入る。
    • 来年の種にするもみ(種もみ)をえらぶ。

11~2月

    • 土の成分せいぶんを調べたり、たりない養分ようぶんなどをおぎなう。