2025.06.19
JA秋田しんせい管内では、夏の植栽を彩るニチニチソウが出荷のピークを迎えました。ニチニチソウはキョウチクトウ科の植物で、赤やピンク、白などの豊富な色合いを持つ一年草。暑さに強く、庭や花壇に植える植栽としての利用に人気があります。
JA管内の出荷は、関東や秋田県内の市場に向けが5月中旬から始まっており、7月上旬まで続く予定です。
秋田県にかほ市の農家 齋藤泰芳さん(28)は6月19日、ニチニチソウをはじめとした初夏の花苗の出荷に向け、管理・調整作業に汗を流しながら「できるだけ自然な形で花を育て、心のこもった作業を続けたい」と話しました。ニチニチソウは5月中旬から開花。例年より2週間ほど遅れて開花となったが生育は順調です。 齋藤さんは成長を調整する矮化剤を一切使わずに花苗を栽培。他の農薬も使用を最小限に抑え、植物本来の持つ美しさを引き出せるよう努めています。
