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【秋田おばこ】包括連携協定締結 地元産「金芽米」で食育や農業振興

2025.08.19
連携協定書を締結した3者(8/19、秋田県美郷町で)

 JA秋田おばこは8月19日、秋田県美郷町と東洋ライス株式会社(本社・和歌山市)との包括連携協定を美郷町役場で締結しました。
 協定に基づき、JAが集荷した美郷町産「あきたこまち」を、同社独自の精米技術で栄養と味を両立した「金(きん)芽(め)米(まい)」に加工。学校給食での提供や食育推進、地域農業振興、町民の健康増進に取り組み、持続可能な農業の構築と地域社会の発展を図ります。
 齊藤武志組合長は「美郷町の組合員生産者は安全でおいしい米づくりに努めている。その米を東洋ライスの技術で栄養価の高い米として子どもたちに届けられることをうれしく思う。地域の未来に役立つ協定を結べたことに感謝したい」と述べました。
 具体的には、2025年11月から町内小中学校の給食(児童生徒約1000人、約14トン使用予定)に金芽米を導入するほか、同JAあぐりスクールでの農業体験による食育事業、町内2施設(道の駅美郷、美郷屋)での販売や、道の駅美郷内レストランでの提供を予定しています。