2025.10.09
秋田県立西目高等学校の実習田で10月9日、農業科学系列の3年生13人が稲刈りを行いました。有限会社折林ファーム(由利本荘市)と連携し、地元企業の先進技術や経営を学ぶ実習の一環として実施しました。
同校は、地元企業と連携した実習を通じて、生徒の就農意欲の喚起や農業教育の充実を図っており、今回は「地元企業の最新機械や技術に関する農業の取り組みと先進経営について理解を深めるとともに先進農業経営を学ぶ」をテーマに、折林ファームの協力のもと、同社の最新コンバインと学校所有のコンバインを使い、5月に植えた3・3ヘクタールの「ひとめぼれ」を刈り取りました。
コンバインに乗り、稲刈りを体験した伊藤輝太さん(17)は「操作は難しかったが、刈るスピードがとても速くて驚いた」と話しました。
刈り取った稲は、10月21日に同社で乾燥・もみすり・袋詰めを行う予定で、生徒らはこれらの作業も体験します。

