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【秋田しんせい】大学生に朝食配布

2015.04.10

「朝ご飯食べて勉強がんばって。いってらっしゃい」。
 JA秋田しんせいとJA女性部が協力する秋田県立大学本荘キャンパスの2015年度朝食プロジェクトが10日、始まった。
学生に朝ご飯を食べることの大切さを呼び掛けるため、JAと女性部は毎月1回、100人分の朝食を同大学の学生に無料で提供する。学生の夏休み期間を除く12月まで行う。
同大学では14年度、1人暮らしで食生活が乱れがちな学生に、生活習慣の改善や朝食の習慣づけなどを目的とし、100人分の朝食を無料で提供する朝食プロジェクトを立ち上げた。同大学に賛同したJAと女性部は朝食用に手作りのおにぎりを配布。14年度は計600食を提供した。
同大学の学生・アドミッションチーム兼教務チームの佐藤義博マネージャーは「教員アンケートは集計中だが、個人的には朝食を食べてくる学生が増えてきたように感じる」と手ごたえを語る。
10日は、同女性部金浦支部こぴあおにぎり亭の部員がにかほ市産の「ひとめぼれ」で握った手作りのおにぎりを渡した。おにぎりの中身は、サケ、ツナ、焼き肉の3種類。JAが提供するおにぎりは美味しいと好評で、講義前に用意した100食を配り終えた。
JA独自ブランド「土づくり実証米」の無菌パック米飯も配布し、ご飯食の大切さを学生に呼び掛けた。
次回は5月11日、食生活の改善を目的として、おにぎりのほか味噌汁も提供する予定だ。

手作りのおにぎりと無菌パック米飯を手に笑顔を見せる学生
手作りのおにぎりと無菌パック米飯を手に笑顔を見せる学生