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【あきた北央】比内地鶏業務委託農場開所

2015.06.05

6月5日、北秋田市上杉にて㈱日本一(染谷幸雄取締役会長)の比内地鶏業務委託農場の開所式が開催され、同市あいかわ保育園児童の手により比内地鶏の初生雛が導入された。
 ㈱日本一は関東を中心に惣菜店及び飲食店280店舗を展開しており、昨年には秋田県横手市に焼き鳥串刺し工場として日本一フード秋田株式会社を設立。比内地鶏を生産から販売まで一貫体系で取り扱いたいという希望は以前からあり、秋田県出身の金田勝年衆院議員が仲介役となり、比内地鶏が特産のJAあきた北央(疋田俊一郎組合長)の協力のもと今回の業務委託農場の開所となった。
 農場はハウス2棟と放飼場からなり、年間2,000羽を飼育・出荷する予定。飼育管理は同JA比内地鶏振興部会長の後藤久美氏が務める。
 開所式には北秋田地域振興局佐藤博局長をはじめ多くの来賓が出席。JAあきた北央疋田組合長及び㈱日本一染谷幸雄取締役会長のあいさつに続く来賓祝辞のあと、保育園児童らの手でハウス内の育雛枠内に比内地鶏の雛が放された。
 今後、㈱日本一とJAあきた北央は比内地鶏の飼育から商品開発・販売まで提携。広範な地域で店舗展開を進める食品大手との強力なタッグにより、秋田比内地鶏ブランドの一層のイメージ向上と販売促進に大きな期待が持たれる。

JAと企業が連携した業務委託農場で比内地鶏の雛を放す園児
JAと企業が連携した業務委託農場で比内地鶏の雛を放す園児