2015.09.01
あきた園芸戦略対策協議会は9月1日、秋田市公設地方卸売市場で県産梨の試食会を行った。
採れたての新鮮な梨が間もなく出荷のピークを迎えるが、生産者や県産青果物キャンペーンガール「ミス・フレッシュ秋田」2人らが、仲買人ら市場関係者に試食を勧めてPRをした。
今回は、大館、男鹿、潟上、秋田各地区で生産された主力品種「幸水」が振舞われ、果汁がたっぷりでみずみずしく、とっても甘く糖度が高いのが特徴。ミス・フレッシュの2人が、市場内を回って試食を勧めながら、梨の紹介と宣伝活動を行った。
今年度は、春の好天に恵まれ、平年より幸水の開花が8日程早く、満開日で10日ほど早い開花・満開となった。開花数が多いため若干の小玉が予想される。
試食した市場関係者らは「シャキッとした歯ごたえですっきりとした甘さが最高」と大好評。
今年の「幸水」の初出荷は例年より8日ほど早い8月21日で、今週がピークの見込み。今後は秋田県オリジナルの品種「秋泉」(しゅうせん)など季節を追って出荷される品種が変わり、10月中旬まで出荷が続く見込み。
秋田県の梨全品目の生産販売計画は、作付面で本年度136.6ha(前年実績133.7ha)前年対比102%。出荷数量は本年度計画131,450ケース(前年実績117,710ケース)前年対比112%となった。
また、幸水の本年計画は66,700ケース(前年実績57,893ケース)前年対比115%と順調に推移している。