2015.11.02
JA秋田中央会は2日、「JAわくわく食農教室」を秋田県鹿角市で開いた。県種苗交換会の事業の一環で、地元小学校6校約200人が参加。児童による研究発表のほか、食農講座や握らないおにぎり「おにぎらず」作りなどを行った。
研究発表では、学校創立140年を記念した田んぼアートや、地元農家から指導を受けたお菓子作り、農作業体験や販売体験などの発表を行い、子どもたちは農家の想いに触れながら思い出作りができたと述べた。「おにぎらず」づくりでは、お米の粘りに苦戦していたが、包丁を入れて断面が現れると笑顔を見せていた。
また食農講座では、JA全農あきたの泉牧子参与が講師を務め、農業に関わることや食の安全などをクイズ形式で子どもたちに教え、「土からできた食べ物が自分たちの体を作っていることを心がけて生活してください」と呼び掛けた。
参加した子どもは「食べ物を作ってくれる人たちに感謝しながら食べていきたい」と話した。この取り組みは毎年行っている。