2015.12.17
次世代に食と農の大切さを伝えようと17日、JA秋田しんせいは高校生を対象にした「ミニクッキングフェスタ」を由利本荘市で開いた。
フェスタでは料理研究家のきじまりゅうたさんが講師に招いた。きじまさんは、包丁の使い方など料理の基本を紹介しながら、「豚汁」「豚肉のしょうが焼き」「白菜と切り干し大根のコールスロー」の3品の調理を実演。高校生が自炊にも役立てられるよう、簡単に調理できるメニューを選んだ。実演後は高校生が実際に調理を体験した。
フェスタに参加した秋田県立仁賀保高等学校1年の岩井萌々音さんは「将来は調理師になりたいと考えている。基本が学べて良かった。将来はもちろんこれからの生活にも役立てたい」と笑顔を見せた。
同JAでは19日、子育て世代を対象とした「家の光クッキングフェスタ」を「家族においしいといわれるレシピ・一人暮らしにおすすめレシピ」をテーマに由利本荘市内で開催する。講師は料理研究家のきじまりゅうたさん。
同JAの企画管理部企画課の工藤忠子課長補佐は「自らの命を繋ぐのは自分が選びとった食べもの。食の大切さと地元食材の豊かさを次世代に伝えたい」と話した。
(提供:JA秋田しんせい)