2016.01.19
JAあきた白神はこのほど、「白神ねぎ」販売額10億円達成を記念し、祝賀会を開催した。生産者やJA、行政など230人が参加し、秋田県の園芸振興のけん引役として生産振興とブランド力向上を誓った。
祝賀会に先立ち実績検討会で、12月末での出荷量が3241㌧、販売額は約10億3400万円になったと報告。出荷量・販売額ともに前年度の結果を既に上回っており、初の10億円突破となっている。今年は夏の干ばつに苦しみながらもメガ団地の本格稼働などで出荷量が増えたことに加え、他産地の天候被害の影響で年間を通して単価が高く推移したことが達成の要因。最終的な年間の販売額は10億8000万円を見込んでいる。同部会では今年度、栽培面積126㌶、155人の部会員で『白神ねぎ』の栽培に励んできた。
祝賀会では同JAの佐藤謙悦組合長が「10億円達成は生産者一人一人の努力の積み重ねが市場や消費者に高く評価された結果。今後も安全安心な白神ねぎを安定供給したい」と挨拶。
ねぎ部会の山谷初男部会長は「販売額10億円という大きな目標を達成できとてもうれしい。消費者から愛される『白神ねぎ』をこれからもみんなで作っていく」と呼び掛けた。