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【秋田しんせい】お互い様スーパーにJA協力

2016.03.30

秋田県由利本荘市赤田に3月30日、県内で3つ目の「お互いさまスーパー」となる「赤田ふれあいスーパー」がオープンした。

お互いさまスーパーは、買い物が不便な地域で、住民が協力して商品の仕入れや販売などを担う県の事業。商品の仕入れは、運営主体となる赤田地域運営協議会と27日に支援協定を結んだ (株)ジェイエイ秋田しんせいサービスがサポートする。

店舗では、食品や日用雑貨品など住民にアンケートを取って選択した約200商品を登録し、常時100以上の商品を販売する。

また「赤田ふれあい直売所」を併設し、地域住民が栽培した野菜や加工品、手芸品なども販売している。

同協議会の遠藤照夫会長は「高齢化が進む中、地域に住む買い物弱者の課題を解決するのが第一の目的。地域の活性化につながるよう発展させたい」と話した。

店舗の付近には、日本三大長谷観音の一つといわれる通称「赤田の大仏」を安置する長谷寺(ちょうこくじ)があり、観光スポットとしても人気。年間2万5千人を超える人が訪れるため、観光客に向けた土産や特産品の開発にも取り組んでおり、スーパーや直売所での販売を目指している。

(提供:JA秋田しんせい)

スーパーで買い物をする地域住民
スーパーで買い物をする地域住民