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【かづの】海外バイヤーがリンゴを視察

2016.10.23

秋田県内で最もシェアの高い県オリジナルの「秋田紅あかり」の輸出に関する意見交換が、鹿角市花輪で行われた。県が取り組む県産農産物の輸出事業で招かれた、香港の輸出業者が生産者の園地を実際に訪れ、JA担当者らと意見交換した。

今年で4年目となる香港輸出は、今年500ケース(1ケース10キロ)の輸出を予定している。11月に入り最盛期を迎える「秋田紅あかり」を、中旬以降から8割輸出。香港の春節(旧歴元旦)に向け残り2割と輸出用化粧箱で150㌔を送る計画だ。

 園地視察では、輸出する「秋田紅あかり」のほかに、今後出荷される晩生種などの生育状況も確認した。色や形など順調な生育を確認し、実際にもぎたてを試食。出荷目前に糖度は16度と高く、試食した輸出業者は「今年も美味しく出来ている。これならもっと多く輸出してほしい」とJAへ要望した。

 また、晩生種の試食も行った輸出業者は、さらなる輸出拡大を視野に入れ、香港の人達に会う味や食感のりんごを伝えながら、園地を一通り見て廻、JA選果場では、選果体制や基準など、取組み状況も確認した。

生育経過や状態など質問に対応するJA担当者
生育経過や状態など質問に対応するJA担当者