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【中央会】「新リキノスケ走る!」が千秋楽

2017.02.26

秋田県の劇団わらび座が11月から公演しているミュージカル「新リキノスケ走る!」が2月26日、千秋楽を迎えた。同日午後の最終公演が終わると、来場者約200人の前で演出家や出演者らがあいさつをしてこれまでの公演を振り返った。

 「新リキノスケ走る」は、秋田県で困窮した農村の救済に生涯を捧げ「農聖」とうたわれた石川理紀之助を主人公とし、困難な運命を受け入れ道を切り開く姿を描いたミュージカル。主催は、秋田県や秋田市、秋田商工会議所、JA秋田中央会などでつくる実行委員会。

 最後の公演が終わると脚本家の栗城宏氏や出演者4人に花束を贈呈した。同ミュージカル実行委員会長の三浦廣巳氏は「今後の秋田を支える多くの子供たちが公演を通し、理紀之助の生き様から多くのことを学んでくれたと思う」と述べた。また石川理紀之助の晩年を演じた岡村雄三氏は「長期間の舞台は苦労もあったが、観客の拍手や声援が力となった」と語った。

公演は11月6日から125回行い、公演期間中における来場者数は延べ1万8000人となっている

 

 

石川理紀之助の人生を題材とした劇団わらび座の「走れ!リキノスケ」が千秋楽を迎え、来場者に挨拶する出演者
石川理紀之助の人生を題材とした劇団わらび座の「走れ!リキノスケ」が千秋楽を迎え、来場者に挨拶する出演者