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【こまち】山田ケアセンター竣工式を実施

2018.02.20

 JAこまちは2月20日、サテライト型小規模多機能型居宅介護事業所(以下、サテライト型事業所)と介護予防デイサービスと居宅介護支援事業を併設した山田ケアセンターの竣工式及び祝賀会を湯沢市で行った。同施設建設委員や役職員、行政、建設業者など約60人が出席。関係者各位に工事が無事に竣工したことを報告し、内覧も兼ねて同施設を披露した。
 サテライト型事業所は人材を有効活用しながらより利用者に身近な地域でサービス提供が可能となり、介護予防デイサービスは自立支援を目的とした生活機能訓練などを提供する。介護ケア相談業務やケアプランを提供する居宅介護支援事業、地域交流スペースの活用などで地域の福祉拠点を目指していく。
 同JA井上善蔵代表理事組合長は各関係機関に対し御礼を述べた上で、要介護者の増加が見込まれる2025年に向けて、「高齢者が可能な限り住み慣れた地域で安心して在宅生活が継続できる地域社会や福祉サービスの体制を築いていく必要がある。福祉と介護の連携強化を図りながら総合的・体系的に実施していく」と式辞を述べた。
 来賓の鈴木俊夫湯沢市長は「25年には団塊世代全てが75歳以上となるため、今後さらに高齢化が進展することが推測される。本市においても同様であり、それに伴い、要支援・要介護認定者数も増加が見込まれる。同施設が安全安心で充実した長寿生活の実現のために必ずや大きな役割を果たすものだと期待している」と祝辞を述べた。
 2月23日・24日に一般向け内覧会を実施し、3月1日のオープンを予定している。地域により密着した365日切れ間の無いケアサービスを提供していく。

 

玉串奉奠(たまぐしほうてん)をする井上組合長
玉串奉奠(たまぐしほうてん)をする井上組合長