2018.02.07
にかほ市とJA秋田しんせいは2月7日、訪問活動やJA来店時などで高齢者に異変を発見した場合、市役所へ通報する「高齢者地域見守り活動協定」を締結した。
異変とは①ポストに新聞や郵便物が何日分も溜まった状態②靴を履かない、パジャマ姿など服装が不自然なままでの外出③以前はできていたお金の勘定ができないなど。
協定式は、同市象潟庁舎で行われ、市の職員が概要を説明した後、市川雄次市長とJAの畠山勝一組合長が協定書にサインし合い、交換した。
高齢者の見守り活動は、JAの渉外担当者と営農指導員による日々の訪問や、職員が月に一度広報誌を持って戸別訪問するふれあい外務活動、支店・事業所への来店時などで注視する。連絡先は、同市役所の各庁舎など。
畠山組合長は「地域の高齢化が進み一人暮らしの方なども増えている。職員が日々の業務の中で高齢者を見守るという役割を発揮し、安心して住める地域づくりに貢献したい」と話した。
JAは昨年3月に由利本荘市とも同協定を締結し、今回で2か所目。管内全域を活動区域としている。