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【あきた白神】生き物調査で田んぼ周辺の生態を学ぶ

2018.06.18

 JAあきた白神は18日、JA全農あきたの協力のもと、「田んぼの生き物調査」を実施した。能代市立第四小学校の5年生94人が参加し、先月、自分たちで田植えをした圃場で調査を行った。
 調査ははじめに、裸足で田んぼの中に入り、網を使って田んぼの中の生き物を探したあと、植物・陸生動物・水生動物の3班に分かれて田んぼの周辺を調査した。児童らは、JA全農あきた・JA職員の説明を受けながら、ヤゴやカエル、コガムシなどを採取した。また、植物ではシロツメクサやヨモギなどの多くの植物も採取し、児童らは携帯用ミニ図鑑と見比べながら動植物の名前や特徴に理解を深めた。
 JA全農の伊藤弥生さんは「田んぼがあるから生き物がいる。みんながお米を食べなくなると田んぼがなくなり、生き物もいなくなる。この自然を守るためにいっぱいご飯を食べてね」と呼び掛けた。また、児童からは「身近な田んぼに、こんなにたくさんの生物がいるとは思わなかった。夏休みの自由研究でも生物について取り組んでみたい」といった感想が聞かれた。

 

目を凝らして生物を探す児童
目を凝らして生物を探す児童